物の寄付|服・本・おもちゃ・ランドセルを寄付する前に確かめること

服・本・おもちゃ・ランドセルなどを物で寄付する前に確かめたいことを紹介する記事のアイキャッチ

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子どもが大きくなって使わなくなったランドセルやおもちゃ、着なくなった服。『捨てるのはもったいないし、誰かの役に立つなら寄付したい』と考える方も多いはずです。

結論から言うと、物の寄付は「寄付先が今、何を必要としているか」を確かめてから送るのが基本です。受け入れていない物を送ると、かえって寄付先の負担になってしまうこともあるんです。

この記事を読めば、服・本・おもちゃ・ランドセルなどを寄付する前に確かめたいことと、送るまでの流れが分かります。

目次

物の寄付とは?お金の寄付との違い

物の寄付は、お金の代わりに、服や本、おもちゃ、文房具などの物を送って支援する方法です。物品寄付と呼ばれることもあります。

お金の寄付は、団体が必要なところに使い道を決められます。一方で物の寄付は、その物を必要としている人や場所に届いて、はじめて役に立つという違いがあります。

先に結論

物の寄付は、寄付先が受け入れている物と状態、送り方を確かめてから送りましょう。受け入れ条件は寄付先ごとに違い、時期によって変わることもあります。

『使えるものなら、何でも喜ばれるのでは?』と思うかもしれませんね。ただ、寄付先は物を仕分けたり保管したりする手間もかかります。必要な物を、必要な分だけ届けるのが思いやりなんです。

物の寄付が向いている時

物の寄付が向いているのは、まだ使える物が手元にあって、それを必要としている寄付先が見つかった時です。物が長く使われ続けるのは、うれしいことですよね。

反対に、送料や手間を考えると負担が大きい時や、寄付先が見つからない時は、無理に物で送らなくても大丈夫です。お金の寄付に切り替えたり、地域のリユースの仕組みを使ったりと、ほかの方法もあります。

家族で片付けをする時に、「これは寄付できるか聞いてみようか」「これは思い出に取っておこう」と、一緒に仕分けるのもいい時間になりますよ。

寄付の方法全体の中での位置づけは、寄付の方法と種類|単発・毎月・物の寄付、自分に合うのはどれ?で紹介しています。

寄付できる物の例と、確かめたいこと

物の寄付でよく話題になるのは、服・本・おもちゃ・ぬいぐるみ・ランドセルなどです。どの物も、受け入れるかどうかと条件は寄付先ごとに違います。

寄付したい物寄付先に確かめたいこと
服季節やサイズの指定、新品か中古か、洗濯済みかどうか
本受け入れている本の種類、書き込みや汚れの扱い
おもちゃ対象の年齢、電池や部品がそろっているか、壊れていないか
ぬいぐるみ受け入れているか、汚れやにおいの扱い
ランドセル受け入れているか、名前の刺しゅうや書き込みの扱い
家電や家具などの不用品受け入れているか、運ぶ方法と費用
物を寄付する前に、受け入れている物・状態・送り方・費用を寄付先に確かめることを示した図解

例えば、寄付先に問い合わせる時はこんなふうに聞いてみてください。「子ども用のランドセルを寄付したいのですが、今受け付けていますか」「名前の刺しゅうが入っていても大丈夫ですか」。物の写真を用意しておくと、話が早いですよ。

「受け付けていません」と言われたら

寄付先から「今は受け付けていない」と言われることもあります。それは、すでに十分に集まっていたり、保管する場所が足りなかったりと、寄付先なりの事情があるからです。

その時は、別の寄付先を探すか、お金の寄付に切り替えることも考えてみてください。気持ちは同じように届きますよ。

受け付ける物は時期によって変わることもあるので、少し時間をおいて、もう一度案内を見てみるのもいい方法です。

物を寄付する時の流れ

ここからは、送るまでの流れを見ていきましょう。

物を寄付する流れ
  1. 寄付したい物を選び、状態(汚れ・破れ・部品の欠け)を確かめる
  2. 寄付先を探し、公式サイトで受け入れている物と条件を読む
  3. 分からないところは、寄付先に問い合わせて確かめる
  4. 洗濯や拭き取りなど、案内に沿って準備する
  5. 案内された方法(郵送・持ち込みなど)で送り、送り状の控えを保管する

寄付先の団体そのものが信頼できるかは、寄付先の選び方|信頼できる団体を見分ける5つのポイントを参考に確かめてみてください。正式な名前、活動の内容、連絡先が公開されているかは、物の寄付でも同じように大切です。

送料や手数料がかかるかも確かめる

物の寄付では、送料を自分で負担する形の寄付先もあります。また、回収や仕分けの費用を寄付者に求める形のサービスもあります。

『寄付したつもりが、思ったより費用がかかった』とならないよう、送る前にかかるお金を確かめておきましょう。

また、送った物がどこで、どのように使われるのかも見ておきたいところです。寄付先の公式サイトに、集まった物の届け先や使われ方の報告が載っているかを確かめてみてください。

不用品を寄付する前に気をつけたいこと

『家の片付けで出た不用品を、まとめて寄付できたら』と考える方もいますよね。ただ、寄付先が必要としていない物は、受け取った側で処分の手間がかかってしまいます。

送る前に気をつけたいこと

受け入れ条件にない物や、壊れている物、汚れのひどい物は送らないようにしましょう。受け入れ条件は寄付先ごとに違うので、送る前に寄付先に確認するのが基本です。

送る前のチェック
  • 寄付先が今、その物を受け付けているかを確かめた
  • 汚れ・破れ・部品の欠けがないかを見た
  • 名前や住所など、個人情報が書かれていないかを見た
  • 送料や手数料がかかるかを確かめた
  • 送り状の控えを保管した

ランドセルや本、子どもの持ち物には、名前が書かれていることがよくあります。送る前に、名前や住所の書き込みがないか確かめておきましょう。消し方や扱いは、寄付先の案内に従ってみてください。

物の寄付と税金・遺贈寄付の関係

『物を寄付しても、寄付金控除は受けられるの?』と気になる方もいるかもしれません。国税庁 タックスアンサー1150(2026年10月時点)は、国や地方公共団体、特定公益増進法人などへの「特定寄附金」についての案内です。

物の寄付が控除の対象になるかどうかは、寄付先や物の種類によって考え方が変わります。対象になるか気になる時は、寄付先に受領証が出るかを聞いたうえで、税務署に確かめてみてください。

土地や建物、株式などの財産を法人に寄付すると、寄付した時の時価で譲渡があったものとみなされ、所得税がかかることがあります(国税庁 タックスアンサー3108)。骨董品などの価値の高い物を寄付する時も、税理士や税務署に確かめておくと安心です。

遺贈寄付で物を託すこともできる

物の寄付は、生きているうちだけのものではありません。遺言で財産を託す遺贈寄付では、現預金だけでなく、不動産や有価証券、自動車や骨董品などの一般動産を受け入れている団体もあります。

遺贈寄付ガイドの公式FAQでは、不動産や有価証券は売却して現金化し活動資金にするのが一般的で、受け入れの可否は団体に確認するよう書かれています。遺贈寄付の仕組みは遺贈寄付とは?仕組みと始め方をやさしく解説で紹介しています。

寄付先を探す具体例として、遺贈寄付ガイド(gooddo)の場合

将来、自動車や骨董品などの財産も含めて寄付先を考えたい時の、探し方の具体例を1つ紹介します。遺贈寄付ガイドは、gooddo(運営: gooddo株式会社)が運営する遺贈寄付の情報サイトです。

掲載されている団体は、2026年10月時点で142件です。寄付する財産の種類で絞り込むと、一般動産(自動車・骨董品など)は51件、不動産は86件、金融資産(有価証券など)は94件が表示されます。

遺贈寄付ガイドで、寄付する財産の種類(現預金・不動産・金融資産・一般動産)から寄付先を探せることを示した図解

ほかにも、活動テーマや活動エリア、寄付金控除への対応などの条件でも探せます。件数は日々変わるので、最新は公式サイトで確かめてください。

遺贈寄付の専門家と協力した無料相談会も案内されています。公式FAQでは、相談したからといって寄付しなければならないわけではなく、決めるのは相談者自身だと書かれています。

寄付は、自分の生活を優先し、余裕のある範囲で考えるものです。身の回りの物の行き先を考えるついでに、どんな団体があるのか眺めてみてください。

遺贈寄付ガイド

遺贈寄付ガイドで、想いを託せる寄付先を探してみる

gooddoが運営する遺贈寄付ガイドでは、子ども・教育や医療、動物保護、災害救援など活動テーマや、現預金・不動産・有価証券といった寄付したい財産の種類、寄付金控除や紺綬褒章の推薦への対応などの条件から寄付先を探せます。専門家と協力した無料相談会も案内されています。

相談無料遺贈寄付ガイドで寄付先を探す

(gooddoが運営する遺贈寄付ガイドの公式サイトに移動します)

よくある質問

使わなくなった服やおもちゃは、どこに寄付すればいいですか?

受け入れている物や条件は寄付先ごとに違います。寄付先の公式サイトで受け入れ条件を読み、分からない時は問い合わせて確かめてから送りましょう。

名前が書いてあるランドセルや本も寄付できますか?

扱いは寄付先ごとに違います。送る前に寄付先に確認し、名前や住所などの個人情報の扱いは案内に従ってください。

物の寄付でも寄付金控除は受けられますか?

寄付先や物の種類によって考え方が変わります。寄付先に受領証が出るかを聞いたうえで、税務署に確かめてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 物の寄付は、寄付先が今必要としている物を確かめてから送る
  • 服・本・おもちゃ・ぬいぐるみ・ランドセルなど、受け入れ条件は寄付先ごとに違う
  • 汚れや破れ、個人情報の書き込み、送料や手数料を送る前に確かめる
  • 物の寄付と税金の扱いは、寄付先と税務署で確かめる
  • 遺贈寄付では、自動車や骨董品などの一般動産を受け入れる団体もある

税金や遺言の扱いは一人ひとりの状況で変わります。個別の判断は、税理士・弁護士・司法書士・税務署・公証役場で確認するのが安心です。

出典として、国税庁 タックスアンサー1150 一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)、国税庁 タックスアンサー3108 国や地方公共団体又は公益を目的とする事業を行う法人等に財産を寄附したとき、遺贈寄付ガイド 寄付先一覧を参考にしています。

寄付サイトガイド

寄付サイトガイド 編集部

寄付と遺贈寄付の仕組み、寄付先の選び方、寄付金控除や相続税の扱い、遺言書の作り方を、公式情報と国税庁・法務省など公的機関の情報をもとに整理している案内サイトです。 公式サイト

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