御寄付の表書きと封筒・のし袋の書き方|名前と金額の書き方も

寄付の封筒やのし袋に御寄付の表書きと名前・金額を書く方法を紹介する記事のアイキャッチ

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地域の行事や学校の記念事業などで寄付を手渡しすることになると、封筒に何と書けばいいのか迷いますよね。いざペンを持つと、表書きも名前の位置も自信がない方も多いはずです。

結論から言うと、表書きは「御寄付」か「寄付金」と書き、その下にフルネームを書けば大丈夫です。封筒は白無地か、紅白の蝶結びの水引ののし袋がよく使われます。

この記事を読むと、御寄付の表書きと封筒・のし袋の選び方、名前と金額の書き方、渡す時のマナーが分かります。

目次

寄付の表書きは「御寄付」でいい?

表書きは、封筒の表の上半分に書く言葉です。寄付の場合は「御寄付」と書くのが、よく見かける形です。

先に結論

迷ったら「御寄付」と書けば失礼になりません。「寄付金」や「御寄附」と書いても意味は同じです。

『「寄付」と「寄附」、どっちが正しいの?』と気になった方もいるかもしれません。法令や国税庁の文書では「寄附」が使われていて、新聞や団体のサイトでは「寄付」もよく使われます。意味は同じなので、どちらを選んでもかまいません。

表書きのよくある書き方

表書き使われやすい場面
御寄付もっとも一般的。迷った時はこれ
寄付金事務的な受け渡しや、団体の窓口に持参する時
御寄附公的な文書の表記に合わせたい時
御祝記念事業や新しい施設の完成など、お祝いを兼ねる時

寄付を集めている側から書き方の案内があれば、そちらに合わせるのが確かです。募集の案内文や受付の掲示を、先に確かめてみてください。

表書きの「御」は、相手への敬意を表す言葉です。自分が所属する町会や学校の行事に出す時も、つけておけば丁寧な印象になります。

反対に、寄付を受け取る側が掲示する芳名板などでは、「御」を省いて「寄付」とだけ書かれていることもあります。書く側と掲げる側で表記が違っても、気にしなくて大丈夫です。

書く時の道具と字の大きさ

表書きは、筆ペンか毛筆で書くと丁寧な印象になります。ボールペンでも失礼ではありませんが、細い線だと少し事務的に見えることも。

字は濃い墨で、表書きを大きめに、名前をそれより少し小さめに書くとバランスが整います。にじみが心配な方は、練習用の紙で一度書いてから本番に移ると安心ですよ。

寄付の封筒とのし袋、どれを選ぶ?

寄付を入れる袋は、大きく分けて白無地の封筒と、水引の付いたのし袋の2つです。どちらでもマナー違反にはなりません。

袋の種類向いている場面気をつけたいこと
白無地の封筒気軽な寄付、団体の窓口に持参する時郵便番号の枠が印刷されていない物を選ぶ
紅白・蝶結びの水引ののし袋地域の行事や記念事業など、お祝いの意味もある時結び切りではなく、蝶結びを選ぶ
寄付先が用意した専用の封筒募金や寄付の案内に同封されている時案内どおりに記入する
寄付の封筒の表に表書きと名前を書く位置、中袋に金額と住所・氏名を書く位置を示した図解

蝶結びを選ぶ理由

紅白の水引には、ほどいて結び直せる「蝶結び」と、ほどけない「結び切り」があります。蝶結びは何度あってもうれしいことに使われる結び方です。

寄付は、続けて応援したい気持ちを表すものですよね。そのため、のし袋を使うなら蝶結びがよく選ばれています。

袋の格は中身とのつり合いで

豪華な水引の袋に少額を入れたり、簡素な封筒にまとまった額を入れたりすると、少しちぐはぐに見えることがあります。迷った時は、白無地の封筒を選べば落ち着いた印象になります。

寄付の封筒への名前の書き方

名前は、表書きの真下、封筒の下半分にフルネームで書きます。表書きより少し小さめに書くと、見た目が整います。

『夫婦で寄付する時はどう書くの?』『会社として出す時は?』と迷いやすいので、よくある形をまとめておきますね。

寄付する人名前の書き方
個人中央にフルネーム
夫婦中央に夫のフルネーム、その左に妻の名前だけ(どちらを先にしてもかまいません)
2〜3名の連名右から順に、目上の人から並べてフルネーム
4名以上代表者のフルネームと「外一同」、全員の名前は別紙に書いて中に入れる
会社・団体中央に代表者名、その右に会社名や団体名を少し小さく

町内会や有志で集めた寄付なら、「○○町会一同」のように団体名だけを書く形もよく使われます。受け取る側が「誰からの寄付か」をあとで確認できるかを意識すると、迷いにくくなります。

寄付の封筒への金額の書き方

金額は、中袋(中包み)の表に書きます。中袋がない封筒なら、封筒の裏の左下に書けば大丈夫です。

数字は、改ざんを防ぐために旧字体の漢数字で書くのが丁寧とされています。例えば一万円なら「金壱萬円」や「金壱萬円也」と書きます。

ふだんの数字旧字体の漢数字
一壱
二弐
三参
五伍
十拾
千阡
万萬
円圓(「円」のままでもかまいません)
寄付の封筒に金額を書く時の旧字体の漢数字の書き方と中袋の記入例を示した図解

横書きの欄がある中袋なら、算用数字で「10,000円」のように書いても失礼にはなりません。袋に印刷された記入欄の向きに合わせるのが自然です。

中袋の裏には住所と氏名

中袋の裏には、左下に住所と氏名を書いておきます。受け取った側が、お礼状や受領の書類を送る時に使うことがあるからです。

あとで寄付金控除を受けたい場合は、受領証の宛名が正しいことが大切になります。住所と氏名は省略せず、はっきり書いておきましょう。

寄付を手渡しする時のマナー

封筒は、袱紗(ふくさ)に包んで持っていくと丁寧です。袱紗がなければ、きれいなハンカチや小さな風呂敷でも代わりになります。

渡す時は、相手から見て表書きが読める向きに直して、両手で差し出します。言葉は短くて大丈夫ですよ。

「わずかですが、活動にお役立てください」「心ばかりですが、どうぞお納めください」

お札は、汚れや折れの少ない物を選んでおくと気持ちよく受け取ってもらえます。向きをそろえて入れておくのも、ちょっとした気づかいです。

受領証はもらえるか確かめておく

寄付先が国や地方公共団体、認定NPO法人などの場合、寄付が寄附金控除の対象になることがあります。国税庁のタックスアンサー1150では、控除を受けるには確定申告が必要で、寄付先から受け取った受領証を添付または提示すると説明されています(2026年10月時点)。

手渡しの寄付は、受領証の発行を言い出しにくいかもしれません。『あとから頼むのも気まずいし…』と思ったら、渡す時に「受領証はいただけますか」と一言添えておくと安心です。

控除の仕組みは、寄付金控除とは?対象になる寄付と計算の考え方で紹介しています。寄付先によって扱いが変わるので、最新は国税庁のページで確認し、個別のケースは税理士や税務署に相談してください。

郵送で寄付を送る時は

遠方の団体に現金を送る時は、郵便局の現金書留を使います。普通郵便の封筒に現金を入れて送ることはできないので、気をつけてくださいね。

現金書留の封筒には、のし袋ごと入れられる大きさの物があります。表書きと名前を書いたのし袋を入れ、ひと言添えた手紙を同封すると、受け取った側にも気持ちが伝わります。

手紙には「活動の役に立ててほしい」という思いと、受領証が必要かどうかを書いておくとやり取りがスムーズです。

現金の手渡しにこだわらなくてもいい

最近は、団体の公式サイトから振込やカード決済で寄付できることも増えています。記録が残るので、受領証のやり取りもしやすくなります。

寄付の方法で迷ったら、寄付サイトとは?オンライン寄付の種類と使い方も参考になりますよ。

寄付先を探す具体例として、遺贈寄付ガイド(gooddo)の場合

封筒のマナーが分かったら、「次はどこに寄付しようか」と考える方もいるかもしれません。将来に向けて、遺言で財産の一部を寄付する「遺贈寄付」を考え始める方もいます。

寄付先の情報サイトのひとつに、gooddo(グッドゥ)が運営する遺贈寄付ガイドがあります。2026年10月時点で142件の団体が掲載されていて、活動テーマや寄付する財産の種類、寄付金控除などの対応可能項目から探せます。

団体ページには、受け入れる財産の種類や法人格、財務データへのリンクが載っています。遺贈寄付の専門家と協力した無料相談会も実施されています。

まずはどんな団体があるのか、気軽に眺めてみるのも一つの方法です。仕組みから知りたい方は、遺贈寄付とは?仕組みと始め方を先に読んでみてください。

遺贈寄付ガイド

遺贈寄付ガイドで、想いを託せる寄付先を探してみる

gooddoが運営する遺贈寄付ガイドでは、子ども・教育や医療、動物保護、災害救援など活動テーマや、現預金・不動産・有価証券といった寄付したい財産の種類、寄付金控除や紺綬褒章の推薦への対応などの条件から寄付先を探せます。専門家と協力した無料相談会も案内されています。

相談無料遺贈寄付ガイドで寄付先を探す

(gooddoが運営する遺贈寄付ガイドの公式サイトに移動します)

寄付の税金や遺言の扱いは、寄付先や家族の状況で変わります。個別の判断は、税理士・弁護士・司法書士・税務署・公証役場で確認してください。

よくある質問

寄付の表書きは「御寄付」と「寄付金」のどちらがいいですか?

どちらでも失礼にはなりません。迷った時は、もっとも一般的な「御寄付」がおすすめです。寄付を集めている側から書き方の案内があれば、そちらに合わせてください。

寄付の封筒に金額はどこに書きますか?

中袋の表に「金壱萬円」のように旧字体の漢数字で書きます。中袋がない封筒なら、封筒の裏の左下に金額と住所・氏名を書けば大丈夫です。

のし袋の水引は何を選べばいいですか?

紅白の蝶結びの水引がよく使われます。気軽な寄付や団体の窓口に持参する時は、郵便番号の枠がない白無地の封筒でも失礼になりません。

まとめ

この記事の要点
  • 表書きは「御寄付」が基本。「寄付金」「御寄附」でも意味は同じ
  • 袋は白無地の封筒か、紅白・蝶結びの水引ののし袋
  • 名前は表書きの下にフルネーム。4名以上は代表者名と「外一同」
  • 金額は中袋の表に「金壱萬円」のように旧字体で書く
  • 寄附金控除を受けたい時は、受領証がもらえるかを確かめておく
寄付サイトガイド

寄付サイトガイド 編集部

寄付と遺贈寄付の仕組み、寄付先の選び方、寄付金控除や相続税の扱い、遺言書の作り方を、公式情報と国税庁・法務省など公的機関の情報をもとに整理している案内サイトです。 公式サイト

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